熊の毛皮で作られる剥製、(熊の毛皮を丸々剥いだ物)しかし剥製となると、民族が着ていたり、お金持ちの人が豪邸に飾っていたりする印象ですが、詳しい作り方や値段についてはあまり知られていないと思います。

そこで、剥製の作り方、または値段などについて、詳しく見ていきたいと思います。

熊 剥製 作り方 値段

剥製の種類

簡易剥製

この簡易剥製というのは、皮を剥ぎ、防腐処理を施し、切断面を縫い合わせて作る最も簡易的は剥製です。

主に様々な標本などに使われているとしています。

本剥製

本剥製にもなると、簡易剥製に続き、骨格の形成は補強をし、生きている動物により近い剥製です。

主に、展示や鑑賞をする際に製作される剥製です。

こちらの剥製は展示などし使用されることから、かなりリアルでまるで生きているかのように思わせる完成度の高い剥製です。

冷凍乾燥製

この種類はなかなかにシンプルな方法で、単に全身を丸ごと凍結されて乾燥することによって作られる剥製です。

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熊の剥製の作り方

それでは、一体どうやってあんなにデカい熊の剥製を作っているのかを詳しく調べていきましょう。

熊の剥製までの手順(本剥製)

まずは熊の剥製が完成するまでの簡単な流れを説明していきます。

  1. 最初に樹脂などを使用し、体を形成していき、腹部に切り込みを入れ、体内の臓器類などを撤去します。
  2. 熊の毛皮自体をなめします。
  3. なめしおえたら皮が腐らないように防腐処理を施します。
  4. 防腐処理が終わりましたら先ほどの樹脂などで作った熊の体に皮と針金などを用いて形を作ります。
  5. そしてガラスなど目玉に近い素材を用いて目玉を入れます。
  6. これが終わったら最後に乾燥させて剥製を作ることが可能です。

また、よりリアルな剥製を作る場合は毛皮のカットなどをし、整える場合もあります。

樹脂製の剥製を作る場合は、塗装などを施し、ヤスリなどで削ってまるで生きているような剥製を作ることも可能です。

思ったよりも安い!?熊の剥製の値段

先ほどでも言ったように、剥製ってだけでかなり高級な印象がありますが、意外とリーズナブルな値段から購入することもできるそうです。

それでは、詳しい熊の剥製の値段についてみていきましょう。

某大手オークションサイトにおける熊の剥製の相場

某大手オークションサイトでは、熊の剥製の平均価格は12,000円ほどと思っていたよりもリーズナブルな値段です。

しかし、熊の種類によって値段は前後します。

シロクマの剥製などは平均価格よりも少し高い値段で取引されています。

また、熊の種類だけでなく、サイズでも値段が変わってきます。

さらに、剥製にも様々な種類があり、樹脂製の完成度の非常に高い置物などに使える剥製や、じゅうたんとして使用することができる熊の剥製も販売されています。

ホッキョクグマの実寸大サイズの剥製だと20万円台とかなり高価な値段で取引されているケースもあるようです。

まとめ

熊の剥製と聞くとやはり高級感のあるイメージがあるが、思ったよりもリーズナブルな値段で取引されていることが魅力的です。

しかし、シロクマなどの実寸大サイズのものとなるとかなり高価です。

また、剥製の作り方などについては、様々な種類があり、簡易剥製などでしたら、素人の方でも作ることが出来そうです。

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